1982年から42年にわたり開催されてきた、日本最大級のインテリア国際見本市「JAPANTEX」が東京ビッグサイトにて2024年11月20日（水）〜22日（金）の三日間に渡り開催され、8,449名もの方々が来場され、熱気と活気に包まれる中、盛況のうちに幕を閉じました。

会場には、最新の情報やトレンドを反映した製品が一堂に会し、当社が取り扱うメーカーの魅力的な情報や新製品も、多くの来場者様の注目を集めておりました。ビジネスチャンスが広がる出会いやアイデアが生まれる場となった展示会の様子を一部ピックアップしてお伝えいたします。

荘厳ともいえる壁面が目を引く、会場内で最大級の規模で展開していた東リブースでは、2024年度発売の新商品を中心に、東リが推進しているリサイクルへの取り組みなどが紹介されていました。

下の写真は、2024年12月に発売される、簡単リフォーム床材「クラシアルタイル」です。
自然由来の炭酸カルシウムを主成分とする新製品で、カッターで簡単にカットができ、粘着剤で重ね貼りも可能なため、リフォームに最適です。不陸隠蔽性にも優れており、塩ビタイルとの比較が展示されていました。

会場の「クラシアルタイル」展示スペース。

赤丸の部分は通常の塩ビタイルのため、下地の不陸が出ています。

イメージフォトでも住宅への使用を想定

続いて、紹介された製品は環境対応タイルカーペット「GA-3600」です。「GA-3600」はバッキング層にリサイクルチップを使用したサスティブバックが採用されており、今回、5色の新色が登場。無地調の爽やかな色味や落ち着いたグレーが加わりました。

サンゲツのグループ会社で主にエクステリアを取扱う「株式会社サングリーン」と共同出展との事で、ペットと人が快適に暮らすことを目指して「ずっとこの子と暮らせる家に。」をテーマに、室内外の住空間が提案されていました。ペットにやさしい防滑性・クッション性に優れた床材新商品「フロテックスシート」や、キズに強く消臭性を備えた壁紙を腰壁にするなどのご提案をしていただきました。特に「フロテックスシート」は4.3mm厚の繊維系床材で、メンテナンス性が良く水洗いも可能なのでペットのいるご家庭におススメです。滑りにくく、カーペットのようなやさしい踏み⼼地が特長なので、今後もPRに力を入れていきたいとの事でした。

フロテックスシートの展示

腰下に引っかき傷に強い壁紙を採用し、ペット共生空間を提案。

廃番になった壁紙を使用しているというノベルティのデカい「しおり」。

デカい・・・と思ったけど、文庫本に丁度良いサイズでした。

2024年10月に新発売のオーダーカーテン「FELTA vol.5」を全面的に訴求。ブースのテーマは「Emotional Fabrics」との事で、軽やかさを追求し、感性に訴えかけるという「FELTA」のファブリックをダイナミックに表現した展示となっていました。

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ノベルティとしてポストカードをいただきました。

「スミコホンダ」の生地などがデザインされていました。

色彩理論に基づき無難な白だけじゃなく、色について考え抜かれたコーディネート提案が行われていた展示でした。床材の色を基軸として「一番落ち着く家」を考えたインテリアスタイルでコーディネートしてあります。

Chic〜シック〜

Natural〜ナチュラル〜

Playful〜プレイフル〜

Modern〜モダン〜

JAPANTEXの会場では、今年で35回目を迎えた「ジェイシフ全国技能競技大会」が、11月20日から22日の3日間にわたり開催されました。本大会では限られた時間内に、実際の現場で起こり得る高度な課題を確実に施工する、非常にテクニカルで高い技術を要します。当日も、全国各地から集まった匠たちが、それぞれの優れた施工技術を競い合い、披露いたしました。今回、プラスチック系床仕上競技において、リックの所属にて出場いただいた雅装飾の長尾 剛宏さんが見事、優勝しました！！と、いう訳で、その模様も追ってご紹介しようと思いますので、少々お待ちください。